金沢
高校時代、よく遊びにいったのは
隣県ではあるものの近くにあった、金沢。
随分と行っていないけれど、なんとなく気品のある街だったと思う。
昨日、のぞみの中でシフォンの風という小説を読んだが、
その舞台が金沢だったので、時折出てくる知っている場所の名前も
物語に、より一層の親近感を持たせてくれた。
作者の唯川恵さんは、金沢出身で
よく金沢をモチーフにした小説を出している。
彼女の小説は、金沢のイメージそのもので、
気品みたいなものと、身近さを兼ね備えていて、好きだ。
私は、彼女の小説の中の主人公に近い境遇だからか、
何かにすがるように読むことが、ある。
それに、数年前に大打撃を受けた大失恋のとき、
彼女のエッセイに勇気付けられたこともあって、
やっぱり、彼女の作品は好きですねぇ。
今日、梅沢冨美男さんが、金沢を旅している旅行番組を見て
なおさら、金沢に近づいたここ数日だなぁ。
いつか、高校時代とは違う、大人の金沢の楽しみ方をしたい。
しかし、カニ、う〜まそうぅだったなぁ。
今日の夕飯はブリのお刺身だから、こっちだって負けてないんだけどね。